トライスキー60Kとは
約20年前に、スイスで「スキー初心者」に対するプルークボーゲン修得のための補助器具として開発・販売された「トライスキー」という商品です。
開発当初は、スキーのトップ形状がまだ細いものであったため、トライスキー自体もスキー差し込み口が「トライスキー60K」の半分くらいの大きさでした。その後、スキーのトップがどんどん大きくなり更にトップの先を極端にカットしたスキーまで現れました。トライスキーもその都度、形状を変化させ販売をして来ました。「トライスキー60K」は5代目にあたります。スイスでは現在も「トライスキー」として販売しておりますが本モデルの日本仕様品はコンケストのロゴマーク入りで「トライスキー60K」として販売致します。2014-15シーズンより人気の「くまモン」をプリント。お子様がより楽しくスキーができればの思いを込めました。
使用効果について
プルーク時のポジションが簡単に体験でき、特に初心者のお子様などにはスキー板の交差による転倒を防げるため(転倒しない訳ではありません)恐怖心や嫌悪感が薄くなる様です。
※詳しい使用方法は下記画像をクリックするとご覧いただけます。
●リフトで2~3回程プルークで一緒に滑走したら、あとは自分で勝手に滑っていました。(5歳のお子様)
●ともかく我々(ご両親様)が楽できました。(3歳のお子様)
●最初はかっこ悪いと言ってつけたがらなかったのですが、お友達が使ってすぐに滑れる様になったのを見て、使ったところすぐに滑れる様になりました。今では外すこともでき、スキーヤーの様に滑っています。(6歳のお子様)
「トライスキー」を使用すると、恐怖心・嫌悪感などのマイナス要素をある程度取り除き、しっかりスキーで滑る・止まるを体験できるため上達も早いとのこと。現在では多くのスキースクール様におきまして、レッスンに実用いただいております。 「トライスキー60K」はお子様のためだけのものではありません。大人のスキー板にも殆ど対応していますので(平成18年7月現在)初心者の方も是非ご活用ください。
使用方法
「トライスキー60」の左右を持って、ねじりながら中心のジョイント部分を外します。次に「TRYSKI」と刻印されている方を左足に履くスキー板の先端にはめ込みます。その際のポイントとして、スキー板のサイドにより止まる場所までおろした上で付属のネジにてしっかりとスキー板に固定してください。もう一方は右足に履くスキー板に同様に差し込み取り付けます。その後、実際に滑走する前にジョイント部(左右を接合)を取り付け使用します。(リフト乗車時には必ず外してご使用ください)
トライスキー60の対応ができるスキー板について
「トライスキー」の販売当初からスキーのトップ形状の変化により、使用できないスキー板が存在してきました。都度、対応版的に形状を変更した「トライスキー」を出してきました。今回の「トライスキー60」は現行販売されているほとんどのスキー板に対応確認をしております。(ジュニア・一般モデル共)
しかしながら、全てのスキー板には残念ながら確認作業ができておりません。誠に申し訳ございませんが、ご購入の際には以下の通りにてお客様ご自身でのご確認作業をお願い申し上げます。
左記の写真の通り、スキーの先端から1.0cm下部の幅が70mmまでのスキー板に対応しております。但し、スキー板の厚さ、トップチップの有無や厚さによって対応可能なものと不可能なものがありえると思われます。
「トライスキー60」は、はめ込み部分の上部(上記図参照)よりスキー板の先端が出ない場合でもネジ止めが出来れば、先端が出る場合との効果の差はありません。(但し必ず差し込んで止まる位置でのネジ止めを行ってください)
トライスキーは軽量で、耐寒・耐水性に優れた素材を用いておりますが、何度もご使用しておりますと、結合部分(ジョイントボール)への負荷や使用回数による経年劣化は否めません。
ご購入の年月に限らず、ご使用になられる際は、必ず点検することをお勧めいたします。
点検方法としましては、キズの大小、深さなど程度、特にジョイントボールの付け根にキズなどが無いかをご確認ください。
あくまでご自身の判断にて安全にご使用いただきますよう、お願い申し上げます。